セキュリティー用語辞典「う」

ウイルスウイルス作成罪ウイルス対策ソフトウイルス定義ファイルウイルスデマウィキウィンドウズアップデートウェブメールウォーターフォールモデルウォードライビング裏口上書き型ウイルス

ウイルス

ここでいうウイルスとは、コンピュータメモリまたはディスク上にあるプログラムに自身を付着させ、パソコンに被害をもたらす不正なプログラムの一種です。通商産業省啓示のコンピュータウイルス対策基準によると、「自己伝染機能」「潜伏機能」「発病機能」を一つ以上有するプログラムを指します。この感染・増殖・発症といった動きが人間界のウイルスに似ていることから、コンピュータウイルスと名づけられました。

ウイルス作成罪

ウイルス作成罪とは、2011年7月に施行された改正刑法で新たに設けられた犯罪のことです。「正当な理由がないのに、無断で他人のコンピュータにおいて実行させる目的で、ウイルスを作成したり提供したりした場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられます。インターネットやパソコンが広く普及するにつれ、ウイルスの拡大が大きな社会問題となっている。ところが施行以前の刑法では、犯罪目的のウイルス作成や配布を取り締まる法律が無かったため、ウイルスを用いた犯罪行為を直接取り締まることができませんでした。ウイルス作成罪は、セキュリティ対策ソフトの開発過程などといった正当な目的があれば、罪には問われません。また、プログラミングの過程で誤ってウイルスと同じようなバグを発生させた場合でも罪には問われないといいます。

ウイルス対策ソフト

ウイルスを検出・削除し、ウイルスに感染するのを未然に防ぐためのソフトウェアです。ワクチンソフトと同義語。ウイルス対策ソフトウェア会社から市販されています。パソコンにプレインストールされているものもありますが、その場合は3ヶ月等の有効期限があるため、継続して使用するには更新手続きをする必要があります。なお、ウイルス対策にはユーザを対象とするものと、サーバを対象とするゲートウェイ型があります。

ウイルス定義ファイル

アンチウイルス製品がウイルスを検出するために必要とするデータやファイルのことです。アンチウイルス製品によって呼び名が異なり「パターン・ファイル」ともいいます。アンチウイルス製品がファイルやメモリーなどを検査するときに、それぞれのウイルスの特徴的な部分を抽出したデータとその対象を照合することで、ウイルスが含まれているかどうかを判断します。そのデータが収められているファイルをウイルス定義ファイルといいます。新しいウイルスに対応するためにもたえずウイルス定義ファイルを更新していく必要があります。

ウイルスデマ

実際には存在しないウイルスに対して警告を発し、感染の不安をあおる電子メールなどのことです。

ウィキ

ウィキ(Wiki)とは、ウェブブラウザを利用しハイパーテキスト文書を書き換えるシステムのことです。正式名称はウィキウィキ(WikiWiki)。システムに使うソフトウェアやシステムを利用し作成した文章をウィキと呼ぶ場合もあります。ちなみに、ウィキウィキはハワイ語で「速い」という意味を持ち、ウィキ内ではページの作成が速いこともあるためこの名称がつけられました。また、ホノルル国際空港内を走っているWiki Wikiシャトルバスからもきています。主な特徴は、「ネットワーク上であればいつでも、そして誰でも文章を編集・保存することができる」「必要ツールはウェブブラウザのみ」「文章マークアップはHTMLより簡単」「リンクが貼りやすい」「変更の許可が必要ない」などが挙げられます。いずれも、誰でも簡単に、そして自由にページを作成することができ、また削除や編集することも可能です。

ウィンドウズアップデート

Microsoft社が提供するOS(Windows 2000/XP/Vista/7/8)のシステム更新補助機能のことです。Windowsに関するエラーや機能追加などをインターネット回線を利用してアップデート(更新)することで、Windows関連製品のバグを狙った脅威から防ぐ効果があります。

ウェブメール

ウェブメールとはウェブブラウザだけを使ってアクセスを実行するWebアプリケーションの電子メールクライアントのことで、パソコンのウェブブラウザのソフトウェアだけがあれば気軽に利用することができます。したがって、極めてシンプルであり、ほかのソフトウェアなどのインストールや設定必要としないため、フリーメールサービスなどに使われ、Webメールのサーバソフトウェアも公開されています。特長として、メールアドレスやログインID、パスワードがあればメール通信ができ、POP3や、IMAP4、SMTPなどの細かい設定が不要となります。しかし、ローカルクライアントにメールを保存しないためコンピュータを置き換えてもデータの移行が不要は半面、サーバが停止したり、ネットワークに接続できない場合には、受信済みのメールの閲覧ができなくなる弱点があります。

ウォーターフォールモデル

ウォーターフォールモデルとは、システムの開発手順を示すモデルの一つで、ソフトウェア工学では非常に古くからある、もっともポピュラーな開発モデルです。プロジェクトによって工程の定義に差はありますが、開発プロジェクトを時系列に「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)にトップダウンで分割します。 原則として前工程が完了しない限りは次工程に進まない、例えば設計中にプログラミングを行うなどの並行作業を行わないとしています。そのため、各工程が完了する際に、前の工程への逆戻りが起こらないよう、綿密なチェックを行います。

ウォードライビング

ウォードライビングとは、セキュリティで保護されていないフリーの無防備な無線LANのアクセスポイントを探し、街中を回る行為。悪意ある者に無防備なアクセスポイントを利用された場合、スパムメール配信や不正行為に利用されてしまうため注意が必要です。

裏口

裏口(バックドア)とは、ハッカー(クラッカー)が、あるコンピュータシステムへの不正アクセスに成功すると、次回からは簡単にアクセスできるよう、自分専用の入り口を設定することがあります。この接続経路のことを裏口(バックドア)と呼びます。こうしたバックドアの存在に気づかず放置しちえると、勝手にコンピュータシステムに出入りされ、重要なデータを盗まれてしまうなど危険性が高くなります。ただ、バックドアは開発過程のテスト効率を上げるなどの特別な用途で、開発者が意図的にバックドアを設けておく場合もあります。しかし、その場合ももちろん十分なセキュリティ管理を行う必要があります。

上書き型ウイルス

上書き型ウイルスとは、ファイル感染型ウイルスの種類のひとつで、感染ファイルを勝手に上書きするウイルスです。元の実行ファイル(.exeや.com)のプログラムを上書きしてしまうウイルスのことをいいます。このウイルスは元のプログラムコード自体を上書きしてしまうため、駆除することができず、制御を失い感染増殖します。ファイル感染型ウイルスの対策としては、定期的に脆弱性がないか検査し、ツールのアップデートを行ったり、アンチウイルスソフトを利用するなどがおすすめです。

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