レインボー攻撃｜レジストリ｜レジスタ｜レゾリューション｜レピュテーション｜レプリケーション
レインボー攻撃
レインボー攻撃とは、あるハッシュ値を元にし、そこからパスワードを効率よく推測する手法のことです。データの改ざん検知や、デジタル署名などに使用されているハッシュ関数は、一方向性関数とも呼ばれており、ハッシュ値から入力値を再現することはできません。また、同じハッシュ値を持つ異なるデータを作成することは極めて困難とされます。そのため、パスワードのハッシュ値のみをサーバー上で管理しておけばパスワードそのものが漏洩することがなく安全に管理を行うことができるようになります。
レジストリ
レジストリとは、OSであるWindowsや各種ソフトウェアなどのコンピュータに関るあらゆる設定が保存されている場所です。.INIファイルの代わりに使用されることが多々あります。
レジスタ
レジスタとは、CPU内の記憶装置のようなものです。一般的にはフリップフロップなど、回路素子を用いてデータを記憶する回路のことをこのように呼びます。メモリが番地を指定して目的のデータにアクセスする一方、レジスタは名前を指定して、目的のデータにアクセスします。
レゾリューション
レゾリューションとは、解像度のことです。解像度とは、ビットマップにおける画素の密度を示す数値のことです。ディスプレイの表示能力やプリンターの印刷能力、スキャナの分解能力などのきめ細やかさや画質の滑らかさを表す尺度が高ければ高いほど、より自然に近い画質が得られます。
レピュテーション
レピュテーションとは、「評判」や「信用」といった意味をもち、未承諾広告やウイルス付メールなどスパムメールを排除する手法のひとつです。通信相手の「評判」を調べて通信するかどうかを判断するためこのように呼ばれています。スパムメールやウイルスは発信元に、短時間に大量のメールトラフィックを送信するメールサーバーを用意していたり、同じIPアドレスで複数のドメインを利用したWEBサーバーを使用するなど、特定の共通点を持っていることが多くあります。レピュテーションはこれらの特徴を事前に判断、評価して、通信相手としてふさわしいかどうかを判断します。セキュリティ対策ソフト上では様々なサーバーの評価を管理している評価データベースと、データベースから評価を取得し、通信を制限することの組み合わせで実施されています。
レプリケーション
レプリケーションとは、データベース管理システムが持つ機能のひとつで、対象のデータベースと全く同じ内容のレプリカ（複製）を別のコンピュータ上に作成し、常に内容を同期させる機能のことです。これにより、万が一マスターであるデータベースに障害が発生した場合でも、すぐに複製してあるデータベースに対し、処理の要求を行うことができます。
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